5月臨時会報告
 

 5月19日から8日間の会期で開かれた5月臨時会。この臨時会は、主に正副議長や各委員会の委員の選任など、今年1年の議会人事が中心となりますが、今回はこの他に、知事や議員などの期末手当の削減措置を定める条例や、副知事の人事案件などの諸議案が提案されました。
 統一地方選挙後、初の議会。つまり、松沢しげふみ新知事と議会との初顔合わせという事になりますが、今議会では本会議での質問質疑が行われないため、本格的な論戦は6月定例会まで待たねばなりません。ただ、これからの松沢県政は随分と賑やかしいものとなりそうな気配を感じさせる臨時会でした。
 本来、制度上からも、地方議会に与党・野党といった表現はあてはまりません。ただ一般的な表現として用いるならば、今の県議会の構成は、松沢知事にとって、圧倒的に野党勢力が強い状況にあります。私が所属する「民主党・刷新の会県議団」は、そのなかでは与党ということになりますが、私たちは松沢知事誕生を選挙で支えた責任を果たすためにも、知事に対し単に盲目的に賛意を示すのではなく、幅広い県民の衆知を集め、積極的に政策提言と議論を重ね、共通の目標である県政の刷新、神奈川の再生を目指していきます。
 皆様の県政に対するご意見をお待ちしております。

平成15年度 所属委員会決定
環境農政常任委員会
税財政改革特別委員会(副委員長)に

環境農政常任委員会

     【所管事項】  環境保全、緑行政の推進など環境農政部の施策事業 について審査。

 今回が初めての所属となります。廃棄物の処理および減量化と循環型社会への転換、また自動車排出ガス(ディーゼル)対策に水資源保全対策、農林水産業の振興と育成など、大変多岐にわたるテーマ・課題を与る委員会。神奈川の豊かな自然と快適な生活環境を守ることは、山積する県政課題のなかでも、とりわけ重要な位置を占めます。

税財政改革特別委員会

     【付議事件】  税制度、行財政システムの改革、地方分権の推進に ついて調査。

 昨年度に引き続いて、当委員会の副委員長を務めることになりました。いわゆる「三位一体の改革」が連日のようにマスコミで取りざたされている今、当委員会では、その地方税財源の問題や行政改革という県政の根幹に関わる重要な問題を調査・審議します。地方分権の推進、ひいては真の地方の時代を切り拓くために避けて通ることのできない課題です。
民主党・刷新の会県議団
 
    〜政務調査会副会長に!
 

 私は今任期より、これまで行動を共にしてきた「かながわ清風会県議団」(民主党+無所属議員による会派)の同志と、新たに「民主党・刷新の会県議団」を結成し、議会活動を行うことになりました。当会派は民主党(16名)、自由党(2名)、無所属(4名)の議員22名で構成、自民党に次ぐ議会第2会派となります。
 ちなみに所属議員の平均年齢は、41.4歳。
(会派結成の理念等については、当レポートの第30号をご参照ください。)
また、今年度は政務調査会の副会長(請願・陳情担当)を務めることになりました。

          神奈川県議会会派別議員数
                  (総定数107名・平成15年4月30日現在)  

                 自由民主党・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44人
                 民主党・刷新の会・・・・・・・・・・・・・・22人
                 公明党・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11人
                 県政21・県民の会・・・・・・・・・・・・・・11人
                 民主党・神奈川ネットワーク運動・・・9人
                 日本共産党・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4人
                 市民の党・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2人
                 社会民主党・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人
                 無所属の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人
                 神奈川フロンティア・・・・・・・・・・・・・・1人
                 愛甲クラブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人

議員や知事など特別職の期末手当の削減措置について

 平成10年の「財政危機宣言緊急アピール」以降、神奈川県では議員や知事などの特別職の期末手当の削減措置を続けてきたところですが、5月臨時会に提案された「知事等の期末手当の特例に関する条例」が可決された事により、平成15・16年の2年間、引き続き削減措置がとられることとなりました。
(削減率は以下の通り)

                 県議会議員‥‥‥‥20%減(1082千円減)
                 議長‥‥‥‥‥‥‥20%減(1340千円減)
                 副議長‥‥‥‥‥‥20%減(1205千円減)
                 
                 知事‥‥‥‥‥‥‥70%減(5014千円減)
                 副知事‥‥‥‥‥‥35%減(2006千円減)
                 出納長‥‥‥‥‥‥35%減(1643千円減)
                 教育長‥‥‥‥‥‥20%減( 909千円減)
                 常勤監査委員‥‥‥20%減( 781千円減)
                 企業庁長‥‥‥‥‥20%減( 968千円減)

「恩廻公園調節池」をご存知ですか?

 鶴見川沿川では、流域の市街化が進んだ昭和40年代以降、たびたび水害に悩まされてきました。以来、国・県・市は一体となって総合的な治水対策を進め、洪水を一時貯留する調節池(遊水地)などの整備を行っています。
 県では、平成5年から鶴見川上流部の下麻生に、公園(旧河川敷)の地下を利用したトンネル形式の「恩廻公園調節池」の整備を進めてきたところですが、平成15年度の出水期を前にようやく完成しました。
 これにより鶴見川中流部(川崎市麻生区〜横浜市都筑区)では、戦後最大の降雨である昭和33年の狩野川台風の際の洪水規模にも耐えられることとなります。

  ○計画諸元
     ・貯水量:11万m3
     ・面積:約2.3ha
     ・洪水調節量:43m3/sec

  ○整備施設
     ・貯留トンネル 延長:593.3m  高さ:11.4m〜16.5m 幅:15.4m
     ・流入立坑 高さ:53.8m 内径:19m
     ・取水庭 一式
     ・管理棟 一棟

     ※貯水量の11万m3は、学校の25mプールで約330杯分の規模にあたります。

  
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