5月臨時会報告 税財政改革特別委員会副委員長に就任vol.20

 5月17日から8日間の会期で開会された県議会5月臨時会。今議会は議会人事が中心となり、24日の臨時会最終日に小島・佐藤両県議を新たに正副議長に選出、常任・特別の各委員会の配属などを決定し閉会となりました。
 22日の本会議では、議会運営委員会提案による『中国瀋陽日本総領事館における亡命者連行事件の早期解決を求める意見書案』と『鈴木宗男衆議院議員の議員辞職を求める決議案』が賛成多数で可決されました。
 私は今年度、議会においては「文教常任委員会」の委員と「税財政改革特別委員会」の副委員長、そして引き続き「県屋外広告物審査会」の委員と「神奈川文学振興会」の評議員を務めることになりました。また同時に、私が所属する民主党+無所属議員による会派「かながわ清風会」の新体制も決まり、政務調査会の事務局長、そして文教部会長として任期最後の年を迎えることとなりました。


◎文教常任委員会【所管‥‥教育委員会に関する事項】

 3年ぶりとなる文教常任委員会。前回は、「県立高校改革推進計画」の策定、教職員による不祥事、最後には高校入試の採点ミスと様々な課題を抱える状況で委員を務めました。  そして今、「高校改革」はその前期計画が具体的に動き始め、また教職員の資質向上の問題についても、新しい「教職員勤務評定制度」が15年度から導入が予定されるなど、それぞれの課題も一段階進んだところでの再登板となりました。
 また、学区制度の改革や少人数学級の問題、そしてボランティア教育などの今日的、かつこれからの公教育のあり方を探る上で重要な課題について、この一年、議論を重ねていきたいと思います。

◎税財政改革特別委員会
(1)税制度について  (2)行財政について  (3.)題3セクターについて

 初めて所属する委員会ですが、副委員長を務めることとなりました。  この委員会のテーマは、国から地方への税財源の移譲や、地方自治体独自の新税の問題(県では現在「水源環境税」を検討)など、行政運営の根幹である税制度。厳しい財政状況下でいかに効率のよい行政システムを構築していくか? そして課題を抱える県主導の第三セクターの今後の見直しなど、財政危機に陥り、硬直化する今の県財政を立て直していくためには欠くことのできない重要なものばかりです。  残念ながら今回は副委員長ということで質疑の機会はありませんが、当委員会を実のある議論の場としていきたいと思います。


平成14年度教育委員会予算 ◎主要施策
  1. 県立高校改革推進計画に基づき、新しいタイプの高校等の施設整備のため、基本・実施設計や改修工事等を実施するなど、県立高校改革を着実に推進する。(一部新規:総額31億9,933万円)
  2. いじめ・不登校等の「児童生徒の心の問題」に対応するため、スクールカウンセラー等による相談体制の充実や、暴力行為などの問題行動を解決するための事業を推進する。(2億1,645万円)
  3. 現下の厳しい経済・雇用情勢の中で、高校生の就学継続を支援するため、現行の奨学金制度を拡充し、特に家庭の経済状況が思わしくない高校生のための制度を新設するなど充実強化する。(一部新規:3億332万円) 
  4. 津久井方面養護学校の新設工事及び川崎北部方面養護学校新設に向けた設計・調査を実施するほか、一人ひとりの障害の状況に応じた障害児教育を推進する。(新規:総額4億4,800万円)
■一般会計予算の目的別内訳グラフ

県立高校改革は今

◇計画の概要
趣旨・内容……………
生徒の多様化や少子化進行など、県立高校をめぐる様々な課題に対応し、魅力ある県立高校を実現するため、多様で柔軟な高校教育の展開に向けて、新しいタイプの高校の設置拡大をはじめとする高校の特色づくりを一層推進する。
計画期間………………
平成12年度から概ね10年間(前期:16年度迄 後期:17年度以降、前期の進展を踏まえ策定) 
前期計画の概要………
ア)新しいタイプの高校等の設置拡大多様化する生徒の学習ニーズや生徒数の減少に対応するため再編統合(28校→14校)、単独改編(6校)により、新規に20校設置。
イ)高校の魅力と特色づくりの推進生徒一人ひとりの特性や進路希望、興味・関心に応じた学校づくりを進めるため、全高校において特色づくりを推進するとともに、その基盤整備や安全対策として、校舎の耐震対策や機能向上を図る。
■平成14年度 教育委員会予算の科目別目的グラフ



◇新しいタイプの高校とは?
・単位制普通科高校…………
学年の区分がなく、幅広い分野の選択科目から自分の興味・関心や進路希望にあわせて時間割をつくる。
・総合学科高校………………
将来を見つめ、自分の進路を考えられるよう、普通科目と専門科目から科目を選択し、自分で学習計画をたてて学ぶ。
・フレキシブルスクール……
個別の学習を重視した柔軟なシステム(生活スタイルや学習ペースにあわせ、1日の学習時間帯が選べる)をもつ単位制による普通科高校

※その他、既存の高校に専門コースや専門学科が設置される計画になっています。

◇川崎北部学区では

柿生高校と柿生西高校が統合され、平成16年度新たに総合学科高校が設置されます。(柿生西高校の施設を利用)
  ※両校では今年度から募集定員をそれぞれ半減し、統合に向け動き出しました。


参 考 では柿生高校の跡地はどうなるの?
  • 18号でもお知らせしたとおり、児童生徒の増加に伴う養護学校の大規模化への対応、長時間通学などの負担を軽減するため、新たに養護学校が設置されます。
  • 今年度予算では工事にかかるもろもろの調査費(900万円)が計上され、16年度に着工、18年度に開校というスケジュールで準備が進められています。

  
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