県政にタックルvol18 7.1%減 緊縮型予算に

 3月25日に閉会となった県議会2月定例会において、平成14年度予算が可決されました。一般会計の1兆5,806億円で、前年度当初比は過去最大のマイナス幅の7.1%減となり、超緊縮型予算となった。
 予算の編成にあたっては、岡崎知事が「外的環境が最もきついことを想定しながらの編成作業だった」と振り返ったように、昨秋以降、景気後退の様相は一段と深まり、1,600億円程度の財源不足が見込まれていた。県は、事務事業の見直しで経費節減に努めたほか、臨時財政対策債500億円を公債管理特別会計に移すなど会計上のやりくりで、最終的に財源不足額を240億円にまで圧縮したが、現時点では不足分のめどはついていない。

区  分
平成14年度予算
対前年度比較
一般会計
1兆5,806億4000万円 △1,210億4100万円 (7.1%減)
特別会計
6,582億9600万円 784億1400万円(13.5%増)
企業会計
1,974億9400万円 172億1600万円 (9.6%増)
総  計
2兆4,364億3100万円 △254億900万円 (1.0%減)
歳入〜県税収入10.3%減

 県税収入は1,025億円の大幅な減収が見込まれ、なかでも大きな柱である法人二税は16.4%減の2,464億円となっている。また、税交付金等を除いた実質収入ベースでは7,494億円となり、 赤字決算となった平成11年度レベルにまで落ち込んでいる。
 一方、県債の新規発行額は1,400億円(3.4%減)となっているが、特別会計に移された臨時財政対策債500億円を合わせると、実質的新規発行額は31%増の1,900億円で県債依存度は11.7%となる。

歳出〜公共事業費17.9%減

 人件費は前年比で0.3%減と4年連続でマイナスとなっているが、歳出全体に占める割合は50.9%(3.5%増)と歳出の半分以上を占める。また、一般施策経費のうち投資的経費は国の公共事業削減の影響を受け、10.1%減の2,005億円で構成比率は12.7%となっている。うち公共事業費は975億円(17.9%減)、県単土木事業費も462億円(7%減)となっている。
 一方、歳出の分野別内訳では雇用対策などを盛り込んだ労働費が200億円と15.5%の大幅増となっているが、逆に土木費は14.9%減の1,654億円となっている。


平成14年度 主な麻生区関連予算・施策
◎川崎北部方面総合学科高校整備工事">
 県が進める「県立高校改革推進計画」の前期計画では、柿生高校と柿生西高校が統合され新たに総合学科高校として新校が設置(平成16年度開校、西高校の施設を利用)されます。
この他、耐震補強工事費・特色づくり基盤整備費として計1億9,295万円が計上されています。

   ◇総合学科高校……幅広い普通科目と専門科目から自分で学習計画をたて、自分の個性や適性を見つめることをねらいとする。

◎川崎北部方面養護学校新設整備">
 多摩区・麻生区の障害のある児童生徒の通学負担の軽減を図るため、上記の高校統合後、柿生高校跡地に整備されます。
   ◇整備計画………
  平成14年度 建築調査設計及び造成敷地調査
  平成15年度 造成基本実施調査・建築工事基本実施設計
  平成16年度 造成工事・解体工事・建築工事
  平成17年度 外構工事・建築工事
  平成18年度 開校
   ◇学校概要………
  知的障害教育部門と肢体不自由教育部門を併置(それぞれ小学部・中学部及び高等部を設置)。児童生徒数は135名を想定。
◎総合治水対策特定河川事業

県民サービスの向上に関する新規事業
◎パスポートが日曜日にも交付
  • 平成14年6月(予定)から下記の3ヵ所で日曜日の交付業務が始まります(申請はできません)
       実施場所:横浜パスポートセンター・川崎支所・厚木支所
       受付時間:午前9時〜午後4時半まで
  • 平成14年8月(予定)から申請に際し住民票の写しは不要となります。
◎警察署における更新免許証、即日交付へ
  • 二俣川の運転免許本部でのみ行われていた免許証(更新)の即日交付を警察署でもできるようになります。
  • 平成15年度以降、順次実施されます。
  • 川崎市内では15年度から川崎署で実施。(残念ながら麻生区民にとってはあまりメリットがありません)

  
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